火の章 サルに学ぶ





  5 腕と足の三節

 では人間の腕と足の三節について理解しましょう。

 イラスト1を見てください。これは身体をシンプルに表現したものです。写実的なイラストよりも全体のつながりが一目でわかるはずです。

 腕は、肩関節、肘関節、手首の関節で自由に動けるようになっています。これが腕の三節です。

 それに対応して、足は跨関節、膝関節、そして足首の関節で自由に動けるようになっています。これが足の三節です。

それぞれの三節は、肩は跨に、ひじは膝に、手首は足首に対応しています。

 それは人間も哺乳類ですから、同じ哺乳類の四足動物を考えれば、手(前足)と足の三節の対応は当然ですね。

 丹田は、そうした手と足の三節を自由に動かすためのモーターのような役割をする場所です。

 
図1
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